1993(平成5年)/7/3公開 106分 カラー ビスタ・サイズ 映倫番号:113948 一般
配給:松竹 製作:「REX」製作委員会
もしも現代に恐竜が現れたら?それも可愛らしい赤ちゃん恐竜だったら?そしてその恐竜と友達になれたら?恐竜と少女の心の触れ合いを描いたSFファンタジー映画。原作は「ムツゴロウさん」の愛称で知られるわが国動物文学の第一人者・畑正憲。
氷に包まれた洞窟の中で発見された卵。古生物学者の立野博士は博士は現代に恐竜を蘇えらそうと考え、離婚した妻で発生学の第一人者・直美に協力を依頼し、恐竜の卵の孵化に挑戦する。一方、自閉症気味の娘・千恵は父に構ってもらえず、その上再会した母はイメージと違っていたのが面白くない。名誉欲の強い助手の大助や国家権力など、様々な思惑ガ入り乱れる中、ついに卵が割れ始め、中から可愛い恐竜の赤ちゃんが誕生する。千恵は早速恐竜をレックスと名付け、すっかり母親気分、一方レックスも不思議な能力を持つ千恵の言うことしか聞かない。友達のいない千恵はレックスの面倒を見ていくうちに、少しづつ変化を見せていく。しかし、平穏な日々の陰で、大きな陰謀が蠢いていることを知るものはなかった。