製作は小倉武志、脚本は長瀬喜伴、佐々木康の監督で、小津安二郎とコンビの原田雄春がカメラ担当。キャストは高峰三枝子と、映画初出演の高峰三枝子の妹麻梨子、若原雅夫、徳大寺伸など。
ある日、突然おとずれた“別れ”をどう受け止めるのか―。「想いのこし」は、この世に想いを残して去る者と残されて生きていく者の決して交差するはずのない“想い”をドラマティックに綴るエンターテインメント。・・・
九州からみちのくの城下町にやってきた教師と、落ちこぼれ生徒たちとの心のふれあいを描く。脚本は朝間義隆と梶浦政男の共同執筆、監督を朝間義隆、撮影を吉川憲一がそれぞれ担当。