勝新太郎の生き生きとしたバイタリティほとばしる魅力が、全編に漲る新しいタイプの男性時代劇。東海道は大井川の川越人足、張り子の寅八が笑って、泣かせて夢がいっぱいの時代劇の醍醐味を見せてくれます。
殴る青春!ひたむきの激情!そこに男がある!誇り高き海兵魂がある! 生命がもえる!青春がきらめく!怒号と鉄拳と血のにじむ訓練の中で、若者たちは何を求めたのか! 今、この青春があるように、そのとき・・・
妻子を殺害した上に刑務所を脱獄した男の生きるがための逃亡生活を描く。西村望原作の同名小説の映画化で、脚本は「危険な女たち」の古田求、監督は「櫂」の五社英雄、撮影も同作の森田富士郎が担当している。