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作品紹介

大曾根家の朝

1946(昭和21年)/2/21公開 81分    
配給:松竹 製作:松竹株式会社

木下恵介演出作品。

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スタッフ

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ストーリー

昭和十八年十二月下旬のある日、大曾根家では、悠子の婚約者実成明の出征を祝って和やかな雰囲気に包まれていた。その夜長男一郎は思想犯として突然検挙され、叔父大曾根一誠は悠子の気持ちも察せず実成との婚約を破棄する。悲嘆にくれる大曾根家に更に画家を志す次男泰二は召集を受け、絵に対する熱情を断ち切れず出発する。空襲により焼け出された叔父夫婦は大曾根家に移りわがもの顔に一家の上に君臨する。その頃前線にある実成から次男泰二が戦病死した報せがもたらされる。三男隆は海軍予備学生を志願し母の許可を求めるが叔父は房子にかまわず無造作に許してしまう。あまつさへ叔父は自分の地位のため悠子を無理矢理に軍需会社の社長の息子との縁組みを強要するのだった。八月十四日の深夜、房子は隆が元気で帰って来た夢を見、特攻隊へ廻ったという隆の戦死を予感する…。

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受賞歴

毎日映画コンクール脚本賞(久板栄二郎):毎日映画コンクール男優演技賞(小沢栄太郎):キネマ旬報賞作品賞

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