作品詳細

DETAIL

あの丘越えて

1951(昭和26年)/11/01 公開

配給: 松竹   製作: 松竹株式会社

製作は山口松三郎で、雑誌「キング」所載の菊田一夫の原作から、瑞穂春海が脚色、監督に当たり、厚田雄春が撮影を受け持っている。出演者は美空ひばり、鶴田浩二、井川邦子のほかに森川まさみ、河村黎吉、飯田蝶子、坂本武、堺駿二など。
あの丘越えて ポスター
スタッフ STAFF
キャスト CAST
ストーリー STORY

白濱研一郎は妻に死なれた時、娘萬里子を婆やのあやに預けた。萬里子は山の牧場ですくすくと大きくなって今年十三歳になったが、その間父研一郎は朝子を妻に迎え、事業も成功したので、萬里子を東京へ呼び戻すことになった。萬里子は婆やや馴染深い牧場の馬たちに悲しい別れをつげ、自分の家庭教師となるという大助に迎えられて初めて父の家へ帰った。朝子は実子にも及ばぬほど萬里子を可愛がってくれるので、野育ちの乱暴な動作や田舎言葉を学校で笑われながらも幸福であった。それに大好きな大助が色々と相手をして教えてくれるので次第に都会の少女らしく美しくなった。朝子の父伍平は、萬里子を朝子の実子と思い込んで、頑固一徹な彼も無邪気な萬里子を次第に愛するようになっていた。しかし世の中はままならず、その頃から研一郎の事業が思わしくなくなりはじめた。伍平にその援助を頼んでいるおりしも、萬里子の誕生日に大助のすすめで萬里子が亡き母の作曲した歌を歌ったことから、萬里子が朝子の実子でないことが伍平に知れ、彼をひどくおこらせた。萬里子は自分のために家が苦境におちたことを知ってひとり山へ帰った。それは偶然あやの臨終に間に合った。一時の怒りで人々を傷つけたことを後悔し、やはり萬里子を可愛く思う伍平の提案で、みんなそろって萬里子を山へ迎えに来たのだった。

場面写真
受賞歴 AWARDS

ブルーリボン賞撮影賞(厚田雄春)