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作品紹介

応仁絵巻・吉野の盗賊

1955(昭和30年)/11/22公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

久保栄がシラーの「群盗」より翻案した戯曲を八住利雄が脚色、大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮影を担当した。主な出演者は高田浩吉、鶴田浩二、久我美子、藤乃高子、高野真二など。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

室町幕府の威信ようやく地に堕ち、諸国に兵乱相ついで起こった頃、大名、長者の館のみを狙って神出鬼没、吉野の盗賊とよばれる野盗の一団があった。その頭目鏑木主水丞はもとからの野盗ではなく、大和国高市庄の守護代鏑木家の嫡男であった。ある年、大飢饉と苛酷な年貢に喘ぐ領民の窮状を見るに忍びず、主水丞は管領細川家に御用金を猶予して貰うため京へ上ったが、弟右近の奸計にかかって追い帰された。かねて主水丞の許嫁安寿姫に野心を抱く右近は、兄を亡きものにして家督を継ぐ機会を狙っていたのだ。細川、鏑木両家の勘気を蒙り、しかも捕吏に追われる主水丞を救ったのは、野武士厨子太郎である。今は身の置きどころもない主水丞は、太郎に勧められるまま野盗の群に身を投じ、吉野大峰山の山窟で暮らすことになった。やがて、小車、速太、新吾などの仲間から頭目に推され、不義の富を奪って貧しい人々に分け与える主水丞と、自分たちの逸楽のため徒党を組んだ太郎との間には次第に感情の対立が生じた。折も折、主水丞を放逐してなおあきたらぬ右近は、父危篤と偽り、主水丞をおびき出して捕えようとするが果たさず、そこで父修理亮を幽閉し、遺言と称して安寿姫に迫るのだった。右近と安寿姫の婚礼の夜、太郎の一味が鏑木館になだれ込んだ。急を知って駈けつけた主水丞は太郎を斬り倒し、修理亮を救い出した。あくる朝、幽鬼のような姿を焼け跡に現わした右近は狂い死んだ。修理亮の臨終を看とった主水丞は安寿姫と忠僕藤内に再会し、自訴すべく代官所へ向う途中、安寿姫の胸を役人の矢が貫いた…。

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