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幸運の階段

1958(昭和33年)/11/11公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

中野実のNHK連続テレビ劇を映画化したもので、若尾徳平が脚色、岩間健夫が監督したホーム・コメディ。撮影は小杉正雄が担当。高千穂ひづる・田村高廣・杉田弘子に、日守新一・清川虹子・柳家金語楼らのコメディアンが出演。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

大道易者秋嶽の一人娘・マヤはデパートの化粧品売場のマネキンだ。ヴイナス化粧品会社の女社長天野夫人の御曹司・宣伝部長輝夫はマヤを見染めた。自分のところのクリームを買いに行くほどだ。天野夫人は息子のために、デパートの堀支配人からマヤに縁談の話を伝えさせ、秋嶽にも正式に話を持ちこむ。マヤは一年の期限つきで輝夫と交際することにした。マヤは隣のアパートに引っ越してきた圭介青年と知り合った。彼はヴイナス化粧品の研究所員で、輝夫の大学時代からの親友という。圭介もマヤに一目惚れで、大阪の叔母みきのすすめる京子との縁談も上の空だ。圭介と京子との見合いの当日、そのレストランの二階では、マヤと輝夫が初めての会食をしていた。圭介は輝夫の相手がマヤと知り驚く。マヤは圭介がフランスへ派遣される話を自分との交換条件と誤解する。みきはマヤを敵視する。大変な騒ぎである。数日後、マヤはファッション・ショウ出演のため大阪へ向かった。同じ宿へ、後から出張して来た輝夫が泊まった。天野夫人やマネキンクラブ会長の謀略である。彼女は憤慨した。圭介の叔父・正吾がマヤと知り合い、その優しい気立てに、圭介の嫁にと思いこんだ。東京で、秋嶽が急病で倒れた。彼を慕う女易者康子が看護した。みきの強制で圭介は再び京子と見合した。圭介がマヤの写真を持っていたので逆上したみきは、父急病の知らせで帰京したマヤのところへ怒鳴りこむ。

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