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はつたり青年紳士

1961(昭和36年)/3/15公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

椎名利夫の脚本を、田畠恒男が監督したスリラー・コメディ。撮影を布戸章が担当している。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

三村猛は競馬のノミ屋は、ある日競馬場付近の電機工場が爆発するのを目撃する。そのため電機株は大暴落、株屋の控を破って自分でこの株を買っていた、猛と一緒に住む国際株式研究所員沢木光夫は落胆した。見かねた猛は一計を案じ、二人で不幸のあった家をカモに故人が買い求めたと称する品物の代金を遺族から巻き上げた。木島みどりの家では成功したが、表札を見るとそこは光夫の勤める研究所の所長有馬の家。みどりは二人の詐欺を見破ったが猛の根の善良なことを知り好意をもった。門の中から一人の女が出てきた。それは例の爆発事件の直前、工場から出てきた女だった。その頃、有馬は猛のマスターで美術商を装う高瀬から、爆発した工場の新製品の設計図を奪おうと情婦の阿久津ひとみを近づけていた。そこへ光夫がやってきたから秘密を勘づかれたと思い配下の金子に命じ光夫を轢殺しようとした。光夫は危うく助かった。ひとみから設計図が高瀬の部屋にあることを聞いた有馬は、金子らを差し向けたが、ちょうど光夫のため金を無断で借用しようと忍び込んでいた猛を見て、何も知らぬ猛に設計図を出せと迫った。設計図はひとみのアパートに隠されていたのだが、それを高飛びしようとする高瀬が弾倉につめかえている時、研究所の使いで光夫が来た。高瀬は自分を殺しに来たと早合点、格闘となったが、一発の轟音とともに高瀬は死んだ。驚いて逃げ帰った光夫は猛を連れ、みどりの自動車で郊外へ逃走する・・・。

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