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女舞

1961(昭和36年)/4/28公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

円地文子・秋元松代のABC連続放送劇の映画化。柳井隆雄と大庭秀雄が脚色し、大庭秀雄が監督した。撮影は長岡博之が担当している。

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スタッフ

原作:
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ストーリー

浜村流の舞踊家・浜村千弥は能楽宗家の若太夫、西川昌三について能の稽古を始めた。彼の稽古は厳しかった。西川には女性交渉についての噂がたえなかった。華族の五条克子がよく訪れた。千弥もまた、西川の不思議な魅力に引き寄せられていった。彼女は、各派合同の舞踊発表会に、能からとった新作の「花筐」を出すことにし、国文学者の布川に台本を書いてもらった。布川は助手の神崎を紹介した。布川と、父の修平は神崎を千弥の婿にと考えていたのだ。発表会で、千弥の踊りは他の各派を圧倒した。能衣裳展での帰り、千弥は西川に誘われ、彼に抱かれた。一方、神崎は千弥の弟子の朝弥と親しくなっていた。千弥は、修平から神崎と結婚する気はないかと言われた。西川に相談したが、彼は結婚したらいいと相手にしなかった。しかし、千弥は西川への執着を断つことができなかった。また、各派合同の春季舞踊会がやってきた。千弥は朝弥と連獅子を踊ったが、心の乱れは踊りの精気を失わせた。舞台が終わると倒れ、静養に箱根へ行った。近くの別荘にきていた布川から、西川が廃嫡になって金沢へ追われたことを知らされた。千弥は金沢へ行こうと思ったが、東京から電話で、修平が心臓の発作を起こしたと知らせがあった・・・。

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