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湖愁

1962（昭和37年）/3/11公開　　　　　
配給：松竹　製作：松竹株式会社

川内康範原作を鈴木兵吾が脚色、田畠恒男が監督したメロドラマ。撮影は布戸章が担当している。

ストーリー

昭和18年、東北のある町で移動劇団の花形女優、堀真知子は新鋭技師の高宮謙一とふとしたことから知り合った。召集令状の来ていた謙一は、真知子と共に入隊前の五日間を山中湖畔にある謙一の別荘で過ごした。別荘を訪れた謙一の母さとじは、真知子を高宮家の嫁として迎えるのに反対だったが、表面には出さずにいた。間もなく謙一は出征した。そして真知子は由美子を生んだ。しかし、謙一は戦死してしまった。そのためさとじは息子の血を引く由美子を、真知子の巡業先まで追って、真知子のいないすきに連れ去ってしまった。昭和37年、由美子は日本