1962(昭和37年)/4/1公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
小説倶楽部連載宮下幻一郎原作を若尾徳平と中沢信三が共同で脚色、的井邦雄が監督した青春メロドラマ。撮影は荒井満次郎が担当している。
信州から東京郊外の月ヶ丘高校に社会科の教師として赴任して来た真田大介は、「俺は太陽の如くありたい、諸君と共に太陽の如く強く明るく生きていきたい」と挨拶、太陽先生というアダナをもらった。この大介にクラス委員の桜井京子が好意を持ったが、土地ブローカーの村越作造の息子三郎、通称サブと不良仲間の石松、トミ達は事毎に大介に反抗した。歓迎宴会が料亭夢の家で行われた晩、大介は、土地のボス金山大吉に口説かれて困っている女将由起江を救ったことから、料亭の帰途、金山の乾分に襲われたが、長久寺の天竜和尚に救われた。その晩、和尚