1963(昭和38年)/3/3公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
富田義朗が脚本を執筆、堀内真直が監督した喜劇。撮影は加藤正幸が担当している。
魚くにの主人若林邦造は娘の三重子と毎朝魚河岸へ買い出しに行くが、幼な友達で仕出し料理屋・福むらの主人文吉とは顔を合わせる度に喧嘩ばかりしている。三重子はみんなからミコチャンと呼ばれる人気者だ。姉の和子はOLで文吉の息子豊吉と愛し合っているが、父同士が仲が悪いため打ち明けられないでいた。豊吉は、海が好きで店に来る船乗りの杉田に頼んで、船乗りになろうとしていた。永いやもめ暮らしを続ける邦造は、ナイトクラブのホステス新井けい子のところに通うのが楽しみだった。しかし、クラブで唄っている曽根ミキが、三重子と同級生と