1963(昭和38年)/11/1公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
花登筐がオリジナル・シナリオを執筆、渡辺邦男が監督した喜劇。撮影は倉持友一が担当している。
最近、大実業家は本妻と二号の清美の間が筒抜けなので大弱りである。その原因がネタ屋と称する珍商売のせいと知り、腹いせに友人の税務大臣に進言して早速取り調べることにした。かくて山中・小川の両署員は管内の無職アパートを襲ったここにはネタ屋の池田秀吉と恋人アキ子、万歳屋の原田源吉など全員が無税の珍商売で喰っている面々。いずれも劣らぬしたたか者に山中達は手も出ない始末。署長にしぼられた山中は、その夜かねてから惚れている美人係長玲子とヤケ酒をあおったが、酵っぱらった山中の前に現われたのは、介抱するのが商売の悪酔屋だっ