1963(昭和38年)/11/17公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
花登筐と小川久三、堀内真直が共同で脚色、堀内真直が監督した喜劇。撮影は加藤正幸が担当している。
全日本理容選手権大会で、段原金作は前年度の優勝者海老名銀子を破って一等に入賞した。立派な腕をもちながら恵まれなかった金作は、これが機会で「タイヨウ理髪店」の主人海老名銀平にスカウトされ、住み込みで働くことになった。「タイヨウ理髪店」は彼が選手権を争った銀子の家である。美人の彼女目当てに男の客が群がって来るが、彼女は大の男嫌いとあって見むきもしなかった。そこへ四十歳すぎても独身で通しているという女嫌いの金作が来たのだから大変だ。「女嫌いには男嫌いが最適」と早速白羽の矢がさされ、結婚させられるはめになった。が