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作品紹介

ハイウェイの王様

1965(昭和40年)/12/18公開     
配給:松竹(受託配給) 製作:マナセプロ

阿川弘之の原作「銀のこんぺいとう」を若井基成が脚色、市村泰一が監督した喜劇。撮影は大越千虎が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

市川源三郎は交通戦争の大東京で、違反の取締り、緊急時の誘導、故障車の修理に、毎日交通機動警ら隊として車との戦いを続けていた。ある日、源三郎はスピード違反を犯した女性カメラマン中原さおりを訊問したが、「伯父が警視総監よ」と言われ、人のいい源三郎はつい嘘にのって見逃がした。話を聞いた巡査部長の沼田信次郎は、色香に迷うなと源三郎を叱った。しょげる源三郎を、同僚の伊木、池尻らがいきつけの小料理屋小春に誘った。小春のママ春代は、源三郎を一目で気に入り、交通事故で夫をなくした寂しさを、源三郎に頼るようになった。また源三郎も春代を姉のように慕った。そんなある日、小春に来たPR雑誌「東京百景」の編集長桜井鉄男から、源三郎は白バイの苦心談を書いてくれるよう依頼され、しかも写真のモデルまで頼まれた。仕方なくひきうけて撮影現場にゆく源三郎は、途中猛スピードの車をおさえたが、中には彼がファンである九重佑三子が乗っていた。楽屋まで白バイの先導で届けた源三郎は、すっかり撮影に遅れた。がカメラマンを見て驚いた。かつて、警視総監のめいと称した中原さおりだったのだ。さおりの写真は素晴しい出来ばえであった。さおりの師匠であった徳山は、写真に一種の色気がでたことを喜び、秘かに源三郎と、さおりを結びつけようと工作した。一方春代は、源三郎の写真を見て喜んだが、美人カメラマンが取材したことを知って、悩んだ。翌日、春代と喧嘩した源三郎は交通事故を起こした。

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