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作品紹介

若社長大奮戦

1967(昭和42年)/4/15公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

池田一朗と吉田剛、小林久三の三人が共同でシナリオを執筆し、梅津明治郎が監督した、若社長シリーズの第1作目。撮影は加藤正幸が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

南蛮ガラスKKの御曹子丹下次郎は、大学の剣道部のキャプテン。ある日、雷社長の異名をとる父伊兵衛が倒れた。得意先の桃井デパートは直ぐさま取引きを断ってきた。これには実は、南蛮ガラス合併案が計画されていたのだ。こうなっては竹刀を振ってばかりいるわけにもいかず、次郎は病気の父に代わって応戦に立ち上った。真相究明のため桃井デパートの元社員正木を訪ねると、乗っ取りの首謀者が桃井デパートの会長だときかされた。早速桃井にぶつかってみたが、海千山千の会長には、駈け出しの若社長次郎のとても及ぶところではなかった。さらに悪いことには、会社のピンチにあせった叔父の大野専務が、技師浜中のデザインを外国製品の盗作とも知らず、採用したことから事態は重大となった。この危機を乗り切るために次郎がいよいよ公的に社長宣言をする事になり、彼はまず盗作製品をアッという間に回収した、この手腕に脱帽した外国会社の社長は賠償金の支払いを無期延期にしてくれた。だが一難去ってまた一難。桃井デパート役員の柳川と林にあおられた南蛮ガラスの債権者たちが一挙に押しかけてきて次郎に返済を迫った。三日後に払うことを約束して、次郎は金策のため京都に向い、父伊兵衛も家と土地を投げ出した。三日が過ぎ、次郎は債権者のすべてに返済した。こうして難関を立派にきりぬけた次郎は、さらに数日後「遺恨試合があるんだ!」と、竹刀片手に、柳川と林がヤクザをかりて待ちうけている一心寺に乗り込んだ・・・。

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