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喜劇・女生きてます

1971(昭和46年)/7/24公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に三人三様の女の生き方を描いたストーリー。原作は藤原審爾の「わが国おんな三割安」「喜劇 女は男のふるさとヨ」の続編ともいうべき作品。脚本は熊谷勲と森崎東による共同執筆。監督は森崎東、撮影を吉川憲一がそれぞれ担当している。

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スタッフ

原作:
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ストーリー

金沢と竜子夫婦が経営するお座敷ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」は、竜子が万事取り仕切っている。ストリッパーの一人、好子には梅本というヤクザのヒモがいて、刑務所からでてきた日、竜子に「よくも女房の裸を他人に見せてくれたな!」とどなり込んでくるが、女房を養えるような男ではなく、再び竜子のところで働かす破目になる。しかし、前借りはするわ、好子の踊っている座敷に暴れ込んでくるやらで、これでは好子が可衰想と、竜子たちが別れさせようとするが、肝心の好子が煮えきらない。二人とも孤児院育ちということが深い結びつきになっているらしい。そんなある日、新人が入ってきた。短大出のインテリ、幾代で、金を貯めるには衣裳代がかからないこの商売が一番と強引に住み込んでしまう。以来、「新宿芸能社」の話題も政治や科学問題に及び、エロ話好きの金沢を腐らせる。また一人ポチと呼ばれる天使のように素直な、だが少々頭が足りない美少女が入ってきた。そのポチがきた頃から、梅本の悪も一段と向上し、近所の人から恐喝まがいに金をとったり同じアパートの女と浮気したり子分とのマージャンの負けを好子の体で払おうとしたり。だが好子は梅本の子を宿していた。梅本がヤクザから足を洗わない限り、子供など生める訳がないと悟った好子は中絶するが、まだ病院を離れられない好子に、ストリップで稼げという。さすがの好子も竜子のもとに逃げ込んだが・・・。

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