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喜劇・男の泣きどころ

1973(昭和48年)/6/9公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

ポルノ取締官の刑事がブルー・フィルム、エロ写真の捜査を進めていくうちに、セックス・アレルギーとなりインポになってしまうというセックス喜劇。脚本は田坂啓、監督は脚本も執筆している瀬川昌司、撮影を川又昂がそれぞれ担当している。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:

ストーリー

木下長門は警視庁保安一課、別名ポルノ取締官に転勤を命じられた。だが、生真面目な木下には向かない役目である。木下の最初の大仕事はブルー・フィルム製造者・太平洋商事のボスを捕えることだった。ある日木下はストリッパーのべべ・モンローこと根本とめと偶然知り合った。とめが何か知っていると睨んだ木下は彼女の追跡を開始した。家庭での木下は良妻のまさよがおり、別にこれといって不満はないのだが、ただ木下がポルノの見すぎでインポになり、今だに子供ができなかった。ある日、木下は戦友仲間の同期会に出席した時、親友の藤村と再会した。この藤村こそが太平洋商事のボスなのだが、勿論、木下は知らない。さて、警察では太平洋商事の根こそぎ検挙を開始したが、藤村や、ブルーフィルム監督の巨匠たちは既に伊豆へ逃亡した後だった。木下の上司は彼が過労気味だと判断、休暇を与えたが、木下には少しも静養にならない。そんなある日、木下はおでん屋で藤村と顔を合わせた。木下は藤村がボスだとまだ知らない。久し振りに会った二人は痛飲した。そして、藤村は木下をとめのアパートへ残して帰って行った。木下はとめを追跡しているうちに、いつしかとめに惚れていた。とめの方も木下に好意を寄せていたのだった。翌朝、目覚めた木下は、とめと一晩共にした事を知り驚く。

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