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正義だ!味方だ!全員集合!!

1975(昭和50年)/12/27公開 95分    
配給:松竹 製作:松竹 / 渡辺プロ

ドリフシリーズ第16作目。ヤクザ、悪徳業者を相手に闘う善良な人々を喜劇タッチで描いたストーリー。脚本は加瀬高之、監督は脚本も執筆している同作の瀬川昌治、撮影も同作の丸山恵司がそれぞれ担当している。

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スタッフ

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ストーリー

横浜・伊勢浜町は平和で小さな町だが、レジャービル建設をめぐって、腕ずくでも立ち退かせようとする暴力団と、自分たちの土地を守ろうとする住民たちが対立していた。錨長太郎は、小さな広告店を経営していたが不況で倒産、流れ流れて伊勢浜にやって来て、部下の中西弘次とインチキ広告屋を始めた。そして、住民が、暴力団・大神組々長の子分に脅迫されている事を聞き、町内会々長でクラブ蝶々を経営しているミヤコに相談して、町内新聞を発行して正義を大衆に訴えようとした。暴力をふるわれた印刷屋の高井風太にも協力してもらい、いよいよ創刊となった。だが、所詮はインチキ会社、アイデアが浮かばない。そんな時に、長太郎は自殺未遂をしたヒデオという男を連れて来た。ヒデオは田舎から警官を目指して上京したのだが、試験に落ちて生きる希望が無くなったのだった。ところが、このヒデオが、寝言の中でびっくりする程のアイデアをシャベリまくったのだ。今流行の劇画の世界で動物を使い、悪人を滅亡させるという奇想天外な話だった。一方、めぐみは、巡査の志田の協力で人形劇によって子供たちに悪の追放を呼びかけていた。実は、めぐみの父・熊田卓造は、かつては町内の人気者だったが、今では不動産会社を大神とグルになり経営、人々から憎まれているために、めぐみは反発して家を飛び出していた。ヒデオのアイデアの主人公ゴジレンジャーの劇画は、世間の共感を呼び、週刊スクープ社の津川などからは、一千万円の契約金を出す、などと言って来た。長太郎は勿論、承諾したのだが、ヒデオとめぐみは、儲けのためには描かない、と拒否した。やがて、卓造は、めぐみの人形劇の行動を知り、羞恥心から町内会に妥協することになった。しかし、腹の虫がおさまらない大神は、最後の手段として、めぐみを誘拐した。この事を知った長太郎たちは、横浜本牧埠頭で追いつ追われつの大格闘の末、大神一派を警官に引き渡した。

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