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突然、嵐のように

1977(昭和52年)/4/29公開 86分    
配給:松竹 製作:松竹 / バーニングプロ

都会で暮す孤独な青年と看護婦が、交通事故をきっかけに知り合い、愛し合い、同棲生活の中で傷つき別れるまでを描いたストーリー。脚本は中島丈博と山根成之による共同執筆、監督は山根成之、撮影を坂本典隆がそれぞれ担当している。

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スタッフ

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ストーリー

21歳の若者・石田日出男は、無鉄砲な青年。今日も、かっぱらった免許証でオンボロ車をぶっ飛ばし、スポーツカーなどと競争していた。しかし、その日は、運悪く対抗車の大型トラックと衝突し、血まみれになって彼は病院へ。そこで、彼は、看護婦の小林由紀と知り会う。彼女は、昼間は看護婦をして、夜は通信教育で勉強する努力家であった。そんな由紀の目には、日出男の放漫な態度が魅力的に感じられ、二人の仲は急速に親しくなった。日出男は、順調に回復したが、途中で病院の支払いができなくなり、病院を追い出されてしまう。しばらくして、二人は再会。日出男が由紀のところにころがり込むようにして、二人の同棲生活が始まる。二人は、由紀の故郷を旅し、由紀の家族の冷たい仕打ちに打ちのめされて帰ってくる。これに反発するように二人はがむしゃらに働く。そうこうしているうちに、由紀が妊娠。しかし、転んで流産してしまう。日出男は、由紀の入院費や手術費を捻出するため、走りまわるのであった。まともな金を稼いだことのない日出男は由紀の勤めていた病院から、堕胎者のリストを盗みだし、仲間の仁と二人で恐喝をやることにした。しかし、運悪くヤクザの情婦を脅し、逆にヤクザに脅されてしまった。そして日出男は、ヤクザの報復をおそれ姿を消す・・・。

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