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作品紹介

男はつらいよ・翔んでる寅次郎

1979(昭和54年)/8/4公開 107分    
配給:松竹 製作:松竹株式会社

「男はつらいよ」シリーズが始まって10年。23作目の21代目のマドンナには桃井かおりが迎えられた。北海道で知り合った娘に一目惚れするが、最後は彼女の仲人をつとめる寅次郎の姿を描いたストーリー。脚本は山田洋次と朝間義隆による共同執筆、監督は山田洋次、撮影を高羽哲夫がそれぞれ担当している。

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スタッフ

原作:
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ストーリー

北海道を旅する寅次郎、一人旅の娘・ひとみと知り合い、彼女が旅館のドラ息子の毒牙にかかろうとしているところを救ったことから、一夜の宿を共にすることになった。ひとみはある会社の社長の息子との結婚をひかえており、何となく気が重く、そのことを寅次郎に話すと、寅次郎から賛沢だとたしなめられる。数日後ひとみと邦夫の結婚式が豪華に行なわれていた。しかし、人形のような花嫁姿に耐えきれなくなったひとみは、ウエディングドレスのまま式場を飛び出し、タクシーに乗ると、思わず、寅次郎から聞いていた柴又と言ってしまう。花嫁姿のひとみがやってきて、とらや一家は大騒ぎ、そこへ、寅次郎がひょっこり帰ってきた。やがて、ひとみの母・絹子がむかえに来るが、ひとみは頑として家に帰ろうとせず、気持ちが落ちつくまで、ひとまずとらやであずかることにした。ひとみの家の者は、彼女が式場から逃げ出したのは、他に好きな人がいて、その相手を寅次郎と誤解していた。その話を、ひとみは笑い話として、報告するが、寅次郎の胸はときめくのだった。ひとみを訪ねて邦夫がやってきた。失恋の経験豊富な寅次郎は、失恋も人生経験のひとつと慰めるのだった。それから間もなく、邦夫は近くの自動車修理工場で働き出した。彼はひとみを悪く言う父に反発、家を出て、会社も辞めて、好きなひとみの住む町で暮らそうと決心したのだ。邦夫の知らない一面を見てひとみは心を動かされ、改めて邦夫との結婚を決意する。

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受賞歴

ブルーリボン賞主演女優賞(桃井かおり):キネマ旬報賞主演女優賞(桃井かおり):日本アカデミー賞主演女優賞(桃井かおり)

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