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凶弾

1982(昭和57年)/10/2公開 116分 カラー   
配給:松竹 製作:松竹 / 富士映画

少年院出身ということで蔑視され続けた青年がシージャック事件を起こし、狙撃されるまでを描いたストーリー。瀬戸内海で起きた事件をもとにした福田洋の同名小説の映画化で、脚本は石森史郎、北村彰、押川国秋による共同執筆、監督は村川透、撮影を坂本典隆がそれぞれ担当している。

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スタッフ

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ストーリー

少年院出身の仲間、荒木英夫、沼田昭彦、内山正一の三人は北アルプスで、英夫の父が残した猟銃を撃っていた。車で帰路に着く三人は、降りはじめた雨の中を歩く女、宏美を乗せた。フルスピードで走る車の前に、パトカーが入ってきた。運転していた正一が飲酒運転、スピード違反で引きずり出された。少年院出と分かると、警官の態度は手荒くなる。そして、猟銃を見つけた警官が自分の拳銃を抜こうとしたので、昭彦はとっさに銃床で殴りつけてしまう。英一と昭彦は宏美を乗せたまま車をスタートさせる。暫く走ると、事件に巻きこまないようにと、宏美を近くの駅に降ろした。一方、逮捕された正一は固く口をつぐんでいた。宮下捜査官は、英夫は五歳で両親を交通事故で失い、姉を捨てた男を殴り殺して少年院に送られたが澄んだ目をしたいい奴だと同情的な様子だ。その頃、英夫と昭彦は保護司、森下の寺にたどりつき、一緒に警察に行ってもらうことを頼んだ。そこへ、刑事たちがやって来たので、英夫は森下に裏切られたと誤解、二人は猟銃を発砲して逃げ出した。

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