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横紙破りの前科者 

Previous Offender

1968(昭和43年)/11/2公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15531 
配給:東映 製作:東映

前科者シリーズ第2弾。シマと利権をめぐり抗争に明け暮れる二つの博徒一家、その中に飛び込んだ命知らずの極道がこの対立を利用し、痛快にのし上がっていく有様をアクションと笑いいっぱいに描く。

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ストーリー

惚れた遊女小づるを足抜きさせようとして代貸の香島三之助に阻まれた石工の木口竜平は、組員を殺害し刑務所送りとなった。出所した竜平は、獄中で知ったヤスと香奠荒しをしていたが、浅草四天王親分衆の一人神谷に見破られた。ヤスが捕らわれ、竜平は島田鉄源と共に神谷組に殴り込む。神谷は、命と引換えに高崎組の工事を四天王が請負う、という条件を出し、高崎組に乗り込んだ竜平は、そこで高崎親分を見て唖然となった。彼こそ香島の出世姿であった。竜平は、小づるを捜すという条件で、四天王の賭場荒しを引受ける。四天王の評判はガタ落ちとなり、花会の権利も危くなってきた。名誉挽回を図る神谷は浪曲大会を企画、二代目・天風軒春月襲名披露公演の会場を奪い、春月の公演を立ち消えにしてしまった。竜平は、三之助と組んで浪曲大会に出演する浪曲師たちを取り込み、襲名披露の大浪曲祭を伝通院の境内で開催する。これにより花会は高崎組に任されることになるが、高崎は義心会という親睦団体を結成し、四天王と共同で仕切ることで手を握った。高崎は、邪魔になった竜平を殺すよう銀流しの秀に命じる。竜平は高崎が自分を利用し小づるから遠ざけていたことに気づくと、義心会の結成式場に向った…。

横紙破りの前科者 
(C)東映
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