1969(昭和44年)/4/19公開 107分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15791
配給:東映 製作:東映
鶴田浩二と高倉健の任侠映画最高の顔合わせにより、任侠道を、山下耕作監督が真っ向から描破した大スケールの娯楽巨編。
昭和37年。時の政治を憂いて全国の任侠団体が集結し、団結をはかるべく「大日本同志会」が結成されようとしていた。だがその矢先に関西地区代表の神戸流山組組長が急死。後任は流山二代目本庄と、関西丸和会会長岩佐の二人から選ばれることになった。五木組組長五木政治は本庄と義兄弟の仲であったが、自分は丸和会の系列であることに心を痛める。しかし岩佐のあまりに卑劣なやり口と同志会の醜い実体に怒り、反逆の刃を向けるのだった。