1969(昭和44年)/7/8公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15920
配給:東映 製作:東映
港横浜を舞台に夜の盛場に、夕陽の映える丘に、波止場に、歓び哀しみにむせびなく愛をメロドラマ調に表現した夜の歌謡シリーズ第6弾。森進一のヒット曲「港町ブルース」にのせておくる。
横浜育ちで表参道のマンションに住む元秘書のりん子は貿易会社社長・野呂の世話を受けている。恐妻家の野呂はランチタイムだけ顔を見せていた。野呂の息子・勝行は父の行動に疑いを抱いて尾行し、父の妾がりん子だと知る。勝行は以前りん子に密かに想いを寄せていたのだ。だが、勝行と立ち寄った小料理屋で知り合った船員姿の俊夫と出会い、勝行を店に残して浮気をしてしまう。横浜で育ったりん子は船員姿に弱かったのだ。数日後、ゴーゴー喫茶に出かけたりん子はアフリカに行ったはずの俊夫と再会する。実は、俊夫は自動車のセールスマンだったのだ…。
「夜の歌謡」シリーズ(8)