1969(昭和44年)/12/13公開 97分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16144
配給:東映 製作:東映
山に、平原にこだまする大軍勢の声!落城迫る小さな砦にたった5人の無法者が千数百の敵を迎え撃つ!
豪快奔放、若山富三郎扮する無敵の浪人・しころ市兵衛が颯爽と活躍する「賞金稼ぎ」シリーズの第2弾。賞金稼ぎの五人と敵対する忍者の頭領を伊吹吾郎が演じている。騎馬による群集アクションシーンなど娯楽性が盛りだくさんの時代劇。
しころ市兵衛のもとへ野洲黒羽領榎村の百姓新八が訪れた。領主・大関佐渡守に対し百姓らが一揆を起こしたのだ。必死の助力願いに市兵衛は早速、陽炎、鬼塚隼人、望月弥太郎らと野州へ乗り込んだ。陣地では他に、朝海十蔵、岩下甚内、桜井源八らの賞金稼ぎの一味も加わっていた。翌朝、降伏を強要する敵の軍使の陣笠を朝海が射抜いたことから、戦いの火蓋が切られる。市兵衛は連発銃を乱射し敵をけ散らした。
黒羽城側では市兵衛の銃を奪い取ろうと作戦を立て、那須音平ら三人が特命を受ける一方、砦内では朝海と岩下が市兵衛の首を取って寝返ろうとしていた。百姓女おもんが身代わりとなって死に、市兵衛は二人を斬った。だがその混乱のスキに那須音平らが砦に忍び入り、これまでさんざん敵を悩ませた連発銃を奪ってしまう…。
「賞金稼ぎ」シリーズ(2)