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現代女胴師

Modern Sorority

1970(昭和45年)/3/29公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16255 
配給:東映 製作:東映

超ミニスカートのグラマー女勝負師として、全国の賭場を股にかけ、やくざ相手にお色気を振りまきながら見事な札さばきを見せる、任侠路線に新たに誕生した新シリーズ「現代女胴師」の第1作。

現代女胴師
(C)東映

ストーリー

胴師の父・健吾と、同じ道を歩む娘・江戸紅子。健吾は、城西会本庄組の胴師をつとめていた。紅子は、友人のミチ子の旦那が120万円の借金を背負って困っていることを知り、この金を用立てることを約束した。城西会宗方組の開く賭場にでかけた紅子。賭場では宗方組の代送をつとめる池貝が胴を引いていた。この対決で紅子は負けた。胴をおりた池貝は、紅子の事情ありげな表情に、勝った金を紅子に渡し、胴をつとめるよう迫った。紅子は、再び勝負に挑み120万円の金を作る。紅子は池貝に心惹かれた。賭場にはミチ子の愛人・坂本がいた。坂本は、金を作ろうとこの賭場に来ていたのだが、宗方の悪辣な手段にかかり、これまで以上の借金をしてしまった。宗方は坂本に、借金の保証人をたてるよう迫る。翌日、紅子は本庄親分の所に出向き保証人の件を頼んだ。本庄は、快く坂本の保証人を引き受けた。一方、それを知った宗方は坂本、本庄に対しいやがらせを表面化させてきた。健吾は、一人で宗方組へ乗り込み、盆の上の勝負を挑む。健吾は勝つが、宗方は約束を破った上、健吾の右腕をピストルで射った。いきさつを知った城西会会長で岩井組の親分岩井は、この決着をつけるため本庄、紅子、城西会員を連れ宗方組へのりこんだ。そして、決着は、盆の上の勝負と決った。盆ゴザを囲んだ城西会全員が見守る中で紅子と池貝の勝負が開始された…。

現代女胴師
(C)東映
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