1970(昭和45年)/11/21公開 84分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16548
配給:東映 製作:東映
大学女子寮の破廉恥さは、想像を絶するモーレツぶり。下着の自由、妊娠の自由、外泊の自由を要求して、エッチなエスカレート作戦を展開する女子大生の姿を、若手の女優陣がお色気を競って披露するセックス大作。
関西の西京女子大学の鈴懸寮にも若杉美那子たち新入生が入寮して来た。女子寮の規則は厳しく、門限はもとより下着の色まで規制するほどで、現代っ子の新入生は、この封建的な方針にたちまち反感を持ってしまう。上級生で寮長の布川千枝は裁縫、しつけ、炊事、洗濯、掃除のサ行教育に寮生活のモットーとしていた。ある日、寮委員の下着検査がもとで寮規則に反対する美那子たちと千枝たちを中心とする保守派の対立が表面化してきた。母子家庭出身の美那子は学費を得るため喫茶店でアルバイトをするようになり、そこで客の大学生、中村精二と知り合い、一緒に遊び歩く様になった。美那子と同室の上級生・羽賀貴代は、ゲバ学生のために売春をして金を得ていた。そんな彼女の行動に目をつけた千枝は、一回生の良子を手なずけ、二人の情報をキャッチさせようとしていた。千枝の密告により貴代の売春行為が学校側に知れてしまったことから、貴代は退学に追い込まれる。寮では、この貴代の退学処分をめぐって内ゲバ斗争がエスカレート。この騒ぎで寮には、ますます厳しい規則が出来、寮生はこの規則に抱束されるようになるのだが…。