1971(昭和46年)/1/23公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16574
配給:東映 製作:東映
緋牡丹博徒シリーズに代わる藤純子の新シリーズ。幼くして両親と別れた主人公妻恋いお駒が、母親を捜し求めながら渡世の修行を積んでいく、波乱にとんだ人生を描く女侠もの。鶴田浩二共演の、絢爛たる任侠大作。
時は大正の終わり頃の信州。幼い頃に生き別れた母を探しながら旅する妻恋いお駒は、ある賭場で幼い娘・お夏を連れた流れ者・筑波常治と知り合う。出入りを覚悟した常治はお駒に、娘を祖父母の元に届けてほしいと頼む。お駒はお夏を温泉宿を経営する祖父母の元に届けるが、そこでは2年後の鉄道開通を狙って地元ヤクザの石渡組が悪質な乗っ取りを企んでいた。石渡組は権利書欲しさにお夏を誘拐。お駒は単身でお夏を救いに石渡組へ乗り込んでいく。
「女渡世人」シリーズ(2)