1971(昭和46年)/1/23公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16591
配給:東映 製作:東映
若山富三郎の十八番“極道”の舶来版としてヒットを放った「舶来仁義・カポネの舎弟」に続くカポネシリーズ第2弾!
かのアル・カポネのもとで修行を積み、日本へ帰国したカポネ栗山は、米国シンジケートからの依頼通り伊豆政組々長暗殺を実行した。陸から空から銃弾が炸裂し硝煙舞い上がるアクションシーン!カタコト交じりの若山カポネが笑いの渦を巻き起こすアクション喜劇の決定版。
カポネの舎弟ことシカゴの殺し屋ミスター・カポネは、米国シンジケートの依頼を受けて相棒のサンディとともに再び日本の土を踏んだ。彼らの仕事は700万円の報酬と引き換えに侠客の伊豆政を暗殺することである。伊豆政は、富士山近くにある伊豆の鮒川市で公害の元凶となっている日米合弁会社ケミカル・ジャパスコ社に、市民を代表して操業中止を要求していた。ジャパスコ社の陰の経営者ニックと社長の阿藤はシンジケートの一員だった。カポネたちは事情も分からずシンジケートの言うなりに伊豆政の暗殺を成し遂げる。その足でカポネは岡山の祖母・吉乃に会うが、この地でもジャパスコ社に対する反対運動が盛り上がっていた。そんな中でニックの放った殺し屋に吉乃が殺された。このことと伊豆政を早まって殺してしまった悔いがカポネを復讐へと駆り立てる。
「カポネの舎弟」シリーズ(2)