1971(昭和46年)/12/3公開 97分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16990
配給:東映 製作:東映
義理に生き、情に耐え、心で涙する男のドラマを、鶴田浩二の渋く流麗なメロディをバックに、任侠の世界に生きる男と女の群像を昭和初期の大阪を舞台にオールスターで綴る任侠大作。
幼い頃に両親を失いヤクザの親分に育てられた杉山竜吉は、その器量から二代目を目されていたが、親分の娘の心が自分に向いていないことを知って苦悩する。彼は一家の面子のため単身で敵対組織に殴り込みをかけて自首をし、刑を受けることによって跡目を兄弟分の音次郎に譲った。出所後一家に戻った竜吉だったが、そこにはかつての面影はなく、新たに親分となった音次郎も、叔父貴分の前田に利用されていたのだった…。