1972(昭和47年)/9/29公開 79分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17335 R18
配給:東映 製作:東映
若手ポルノ女優陣ら競演によるポルノアクション新シリーズ。セーラー服を身に着け、野郎も顔負けの“女子校生総括”をご披露するこの映画は、関西の女子学園を舞台に、その学園の総番長を張る杉本と、敵対するグループの番長、それに一匹狼で名高い転校生・池、この三者の想像を絶するほどの争いを描いたものである。
と或る私立女子高校。教員は事勿主義、また理事は私利私欲の徒、そして生徒はズベ公揃い。3年4組の生徒で、学園の番長・中田迪子のグループと、一方理事長の妾の娘・澄子をボスとする3年2組のグループは、事あるごとに対立していた。ある日、迪子のクラスに尾野崎由紀が転入してくる。前の高校では総番長だったという由紀は澄子たちのグループと親しみ、一方で特待生の岬洋子と友達になる。洋子は澄子の母が経営するナイトクラブでホステスのバイトをしていた。そこへ理事長の倅・丈夫が目を付け、洋子は妊娠。ところが洋子の妊娠に気付いた丈夫は、澄子たちのグループをけしかけ、リンチの末、堕胎させてしまう。そして洋子が自殺してしまう。これを知った迪子たちは、澄子のグループを徹底的に痛めつける。一方で、由紀は好色な丈夫に近付き、理事長親子の数々の不正の証拠を握る。由紀には、理事長親子によって、一家心中に追い込まれた過去があったのだった…。復讐のため、由紀は迪子グループとともに理事長親子に立ち向かう。
「恐怖女子高校」シリーズ(4)