1973(昭和48年)/5/12公開 64分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17596 R18
配給:東映 製作:東映
独特な形態で発展した日本各地のモーテルと、その部屋や装置を紹介。男一人と女二人のナレーターが対話形式で、モーテルを利用する人たちと快楽の頂点を探り、ドキュメンタリータッチに描写していく。
モーテルは、はじめアメリカで車の旅行者のために生まれた。それが昭和37年頃に日本に導入されると、マイカーの増加と共に急増、いまや1万軒にも達しようとしている。アメリカとは異なり、昔ながらの温泉マークに簡便さとデラックスムードを加えたものとして異常に発達したのだ。休憩と宿泊あわせて一部屋平均3回転するということで、一日60万組もの利用者がいるということである。カメラは、アメリカのモーテル、日本の温泉マークの旅館を追い、再びゴージャスなモーテル内部へと戻り、多種多様の情事が目もくらむばかりの色彩の中で、スクリーンに展開されていく…。