1974(昭和49年)/4/27公開 83分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17967
配給:東映 製作:東映
タランティーノをも魅了した「激突!殺人拳」に続くシリーズ第2弾。前作同様、主人公の一匹狼の殺し屋・剣琢磨に扮する千葉真一が、実際の武道家たちとアクション対決。本物ならではの凄味と迫力をスクリーンに叩きつけるほか、日本空手、古武道の真髄を魅せる。監督は、前作に続き、娯楽アクションのベテラン・小沢茂弘。
不可能を可能にする男、空手・拳法の達人にしてプロの殺し屋・剣琢磨のもとに、殺しの依頼が来る。殺しの相手は、警視庁に捕らわれている男。琢磨は警察に潜入すると、敏腕刑事・山上の目をくらませ男の声帯に致命的な一撃を喰わせて逃走した。この一件で責任を取り辞表を提出した山上刑事は、空手の使い手として琢磨と対決することを決意。琢磨の出身道場・正武館を訪れた山上は、館長・政岡から琢磨を雇った人物が同じ武術家・太田黒ではないかと聞く。竜虎殿主の太田黒は、国際犯罪組織に関与しているとして警察でも目をつけていた人物。山上は早速、独自に捜査を進め、太田黒や琢磨に接近していった。一方、政岡も同じ武道家として太田黒を追求。そんな折、琢磨のもとへ再び殺しの依頼が舞い込む。それは、政岡を消せば多額の礼を出すというもの。だが、琢磨はこれを断ったため、彼の前に凄腕の刺客たちが立ちはだかる!
「殺人拳」シリーズ(4)