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三代目襲名

Sister Street Fighter

1974(昭和49年)/8/10公開 96分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18081 R18
配給:東映 製作:東映

騒然たる話題を集めて、波乱呼ぶ実録映画最大の巨編。昭和の激動期を駆け抜けて三代目襲名へ、これは若き日の組長の野望と血の生々しい記録である。全国424団体、推定準構成員11万人の頂点に立つ山口組三代目・田岡組長。キャストに高倉健、安藤昇、渡瀬恒彦、待田京介、渡辺文雄、田中邦衛、松尾嘉代、篠ひろ子等豪華俳優陣を配した本作品は、「山口組三代目」に続く実録映画の超巨編である。

三代目襲名
(C)東映

ストーリー

昭和12年2月、山口組若衆・田岡一雄は、二代目・山口登に反抗した大長八郎を斬って、8年の刑を宣告され京都刑務所に服した。昭和15年7月、山口登は、興業のもつれから、東京浅草で下関の荒政組関東支部の謀略にかかり、瀕死の傷を負って入院、かけつけた舎弟分の古川松太郎らに「田岡を三代目に」と言い残して息をひきとった。昭和18年、皇紀2600年の恩赦により、田岡は出所した。だが、公民権のない田岡には兵隊に行く資格がなく、人には言い知れぬ淋しさを紛らわす為連日賭場に足を運ぶ。
田岡は道で嫌がらせを受けている女浪曲師・天遊軒清月を助けたことが縁で清月の舞台を見に行ったが、その興業が地元・山口組に挑戦するがごとく、荒政組の主催であったため、双方の対立は一段と激しくなった。やがて終戦による混乱に乗じて、不良達が集団テロ、略奪を始めると、田岡は山口組自衛団を結成してこれと対立する。

三代目襲名
(C)東映
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