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強盗放火殺人囚

Evil Doers

1975(昭和50年)/12/6公開 96分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18543 
配給:東映 製作:東映

「脱獄広島殺人囚」「暴動島根刑務所」に続く、松方弘樹主演「刑務所(ムショ)シリーズ」第3弾。
地獄の刑務所からの脱出に命を賭け、自由への執着に燃える男のダイナミックな闘争をテーマに、組織暴力団に立ち向かう二人の殺人囚の友情と波乱万丈の運命を浮き彫りにしたアクション巨編。
巨匠・山下監督が実録路線で初のメガホンをとった作品。

強盗放火殺人囚
(C)東映

ストーリー

チンピラヤクザを殺傷し殺人罪で7年10ヶ月の判決を受けた緒方竹見は、南大阪刑務所に服役していた。模範囚だった緒方に仮釈放が認められるが、肝心の身柄引受人である内縁の妻・幸代が何故か書類に判子を押さず、仮釈は取り消しとなる。不審に思った緒方は、囚人仲間で木工班長の文の計らいで洋服ダンスに忍び込み脱走した。幸代と対面した緒方は、幸代が暴力団に強迫されていたことを知る。一流大学の入試問題を印刷していた緒方が、元暴力団員の前河の命で問題用紙を横流ししていたことから、今緒方に出てこられると困る前河が手回ししたのだった。前河は懲役48年という記録を持つ三宅春造をそそのかして緒方抹殺を図るが失敗、二人とも懲罰房へ逆戻りとなった。前河は子分を使い、他所の刑務所に移送される緒方と三宅が乗った護送車を谷底へ転落させた。だが、九死に一生を得た二人は、大阪・新世界に姿を現す。

強盗放火殺人囚
(C)東映
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