1976(昭和51年)/3/20公開 69分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18416
配給:東映 製作:東映
「長靴をはいた猫」の主人公・ペロとそれを追う殺し屋たちが、今度はジュール・ベルヌ原作の「80日間世界一周」の中で大活躍。動物のキャラクターと夢のあるメカがふんだんに登場し、スピードとスリルにあふれる大冒険活劇が展開する。
1976年春「東映まんがまつり」公開作品
ドンドン町のサロン。名士たちを前にペロはとんでもないことを宣言してしまう。80日間で世界を一周してみせると言ってしまったのだ。これを聞いたグルーモンという金持ちブタが、回れない方に全財産を賭けると言い出した。負けたらペロは生涯奴隷となってしまう。ペロはカバのカーター、ネズミの親子と水陸両用車で海上に出る。スペインからイタリア、キリシアと旅は続き、そのあとを絶えずボスネコが差し向けた殺し屋たちがつけまわす。一行はクエズ運河を越えガラビア砂漠へ。ペロたちのあとを追うのは、殺し屋たちばかりでない。グルーモンの意を受けたガリガリ丸のガリガリがいる。彼の役目はあくまでもペロの世界一周旅行を妨害すること。とにかく手をかえ品をかえてやってくるのだ。