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狂った野獣

A Savage Beast Goes Mad

1976(昭和51年)/5/15公開 78分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18675 
配給:東映 製作:東映

“ド根性の男”渡瀬恒彦が「暴走パニック大激突」に引き続き主演したカーアクションシリーズ第2作。
二重三重構造の犯罪と狂気の中で展開する人間模様が、日常を戦慄と恐怖のどん底に陥れる。バスジャックとダイナミックなカーアクションを見せ場にしたサスペンスアクション巨編。

狂った野獣
(C)東映

ストーリー

テストドライバーの速水は、眼の病気から開発テスト中に事故を起こし、自動車会社をクビになってしまう。そんなある日、速水は友達である女性ドライバー・岩崎美代子に宝石泥棒の計画を話す。そして数日後、大阪の某宝石店がこの二人によって襲われた。京都駅前の喫茶店で再会を約束した二人は警察の追っ手をくらますため別々に逃亡。数千万円の宝石を手にした速水は、その姿を京都市内を走る府営バスに隠し、逃走は完璧に成功する。しかし、そこにはおもいもかけぬ落とし穴が待ち受けていた。銀行強盗失敗に終わった二人組のギャング、谷村と桐野が警察に追われ、そのバスに乗り込んで来たのだ。唖然とする速水と乗客たちに運転手の宮本。谷村、桐野は乗客を人質にバスジャックを宣言する。数時間後、速水は脱出を試みるが失敗に終わり、宝石泥棒であることがバレてしまう…。

狂った野獣
(C)東映
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