1978(昭和53年)/8/12公開 103分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19412
配給:東映 製作:東映
人気シリーズ「トラック野郎」第7作。ラッキーセブンにあやかり、アッと驚くズッコケあり、泣かせあり、甘い恋ありと、面白さがボリュームアップ!文太&キンキンの名コンビに元トラック野郎のペテン師・桶川玉三郎役のせんだみつおが加わり、喜劇性が一挙に倍増。7代目マドンナには原田美枝子。また、文太の恋仇の二枚目役を川谷拓三が演じている。
SFブームに刺激された桃次郎。一番星号の運転台にもUFO探知機やら何やら、ワケのわからないものが積まれている。桃次郎の目的は宇宙の美女との第三種接近遭遇。甘い甘い接触なのだった。そんな桃次郎がついに出逢った宇宙の美女!?と思いきや実は鳥羽はイルカ島の美人調教師・月田えり子だった。相棒・金造の冷たい視線をよそに、またも桃次郎は一目惚れ。そんなある日、桃次郎と金造の二人は元トラック野郎の玉三郎のペテンにひっかかる。逆上した桃次郎だが、玉三郎がえり子の幼なじみだと知るや、一転してにこやかに玉三郎を助手に雇う。むろん、えり子に近づくためだ。ところがこの男、故郷の人々に「運送会社の社長をやっている」と大ぼらを吹いており、おまけに父親たちが、近々息子の勇姿を見にやってくるというのだ。人情屋の桃次郎はトラック野郎仲間に号令をかけて、玉三郎をにわか社長に仕立て上げひと芝居を打つのだが…。
「トラック野郎」シリーズ(10)