1980(昭和55年)/12/20公開 88分 カラー スタンダード 映倫番号:19410
配給:東映セントラルフィルム 製作:横山博人プロダクション
邦画ニュー・ウェーブの注目すべき一篇「純」は、東映出身の横山博人の第一回作品で、1978年4月に完成したが、国内公開の目途の立たぬまま、翌年度のカンヌ映画祭に出品。新人監督の登竜門「批評家週間」オープニング上映作品に選出され、以後、ロンドン、ロスアンゼルス映画祭に招待されるなど、高い評価を得た。
配給受託作品
遊園地の修理工場で働く20歳の青年・松岡純は長崎県の軍艦島から集団就職で上京した漫画家を志す若者だ。彼には何かと世話を焼いてくれる洋子という恋人もいるのだが、何故か手も握らない純に対して洋子は物足りなさを感じる日々であった。ところが純には洋子に知られたくない秘密が…。