1981(昭和56年)/9/12公開 90分 カラー 映倫番号:110532
配給:東映 製作:徳間書店 / 東映
井筒和幸の出世作「ガキ帝国」の第2弾。
大阪の衛星都市周辺をバックに、落ちこぼれ少年たちのハチャメチャな行動を痛快に描く。第1作に主演した島田紳助・松本竜介も友情出演。
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新興住宅が並び出した安っぽいベッド・タウン。その駅前通りのハンバーガー店に勤める悪ガキ・良一と不良高校生・辰則は、毎日のようにケンカとイタズラの仕放題。良一は一人暮らしだが、辰則は兄夫婦の辰夫と和子のところに居候。良一と辰則は、はじけそうな性欲をもてあまし気味。兄夫婦の夜の営みをノゾいたり女性の下着を盗んだり、結構忙しい。ある日、辰夫に連れられて初めてソープランドに行った良一は、ソープ嬢とモメて大暴れ、チンピラ連中にさんざんイタブラれた。しかもチンピラの兄貴分か、渋沢というヤクザ。一方、辰則はもっとヤバイ。和子を辰夫の留守中に犯そうとし、逆上した和子と大ゲンカ。おかげて少年院送り。そこで首吊ってジ・エンド。辰則の死を知った良一は和子に暴力を加えたため、パクられてブタ箱入り。そして一年。久しぶりに街に帰った良一は、子供のころのケンカ相手・光春に出会った。ちょっとしたスケ・安子と子分三人を連れてなかなかイカしてる。土地のヤクザ義友会にも出入りしているようだ。安子は、少々タマっている良一のために、トモ代というギャルを紹介してくれたが、トモ代は光春の方がいいらしい。やがて光春とトモ代は、夜の海辺で激しくドッキング。ところがあとでトンデモないことになった。光春がトモ代を義友会の渋沢に身売りしたが、なんとトモ代はさる大物ヤクザ会長の姪だった。トモ代をはさんで光春は渋沢と激突し、たちまち拳銃沙汰。報せを聞いた良一が駆けつけたとき、光春はすでに血だるまで絶命していた…。