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高原に列車が走った

1984(昭和59年)/9/29公開 104分 カラー ビスタ 映倫番号:111488 
配給:東映 製作:高原プロダクション

軽井沢の高校を舞台に、多感なティーンズ世代の愛・友情、悩み、非行、争いと和解を描き、そして破天荒な言動で生徒たちの人気者となっていく“女性版・坊ちゃん”先生を中心に、列車のダイヤ改善のために、高校教師や国鉄職員、さらにはPTA、商工会議所や地元の人々が、数年にわたる大運動の末、ようやく普通列車増発を実現するまでを、軽快なタッチで描いている。

配給受託作品

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ストーリー

軽井沢の浅間高校に普楽教師として赴任してきた順子は400CCのバイクを乗り回す破天荒でユニークな女先生だ。順子は先生仲間の杉村と真理とともに、非行をなくすため列車増発運動に乗り出した。一進一退だった列車増発運動も、PTAや他校への働きかけ、駅長への陳情が繰り返されるうち、軽井沢駅員で組合の書記長、原口の協力を得られるようになる。更に地元商工会の協カもあって運動は進展、軽井沢・御代田・小諸の住民を巻き込んで増発要求の大集会が開かれるに至った。ダイヤ改善運動は最高潮の盛り上がりを見せ、国鉄本社で交渉成立を経て、ついに新ダイヤか発表された。11月17日、軽井沢駅前広場の祝賀パレード。軽井沢発16時15分の増発列車が、秋の陽を浴びて出発した。車窓から手をふる教師や生徒たちに応えるかのように、輝いた顔で列輩と併走する順子のバイクがあった。

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