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オーロラの下で

Under Aurora

1990(平成2年)/8/4公開 123分 カラー ビスタ 映倫番号:112906 
配給:東映 製作:東映 / テレビ朝日 / モスフィルムスタジオ / ソビエト合作公団 / こぶしプロダクション

ペレストロイカ後初の日ソ合作作品。雄大なシベリアの大雪原を舞台に、実話をもとに人間と狼の交流を描いた感動のストーリー。当時のソビエト連邦を代表する俳優らが出演し、極寒のシベリアロケに3年を費やした大作。

オーロラの下で
(C)東映・テレビ朝日・こぶしプロダクション

ストーリー

東部シベリアヤクート州。源蔵は孤独と闘いながら、恋人うめを救う大金を稼ぐため荒猟をしていた。ある日、豪商レジーネフの大事にしていた名馬を襲った三本指の殺し屋オオカミ“ブラン(吹雪)”に大金がかけられた。一日も早く日本に帰りたい源蔵は、必死でブランを追うが、プランはどのオオカミよりも頭が良く、その姿すら見ることができなかった。だが、群れの王座を賭けた闘いで瀕死の重傷を負ったブランを源蔵の友人である猟師アルセーニーが助けたことから、ブランとアルセーニーの間に友情が生まれる。
人間同士以上に信頼しあっているアルセーニーとブランの姿に打たれた源蔵は、うめが無性に恋しくなり、日本に帰国するのだが、すでにうめは嫁ぎ、軍国主義一色の世相で、ロシア帰りの源蔵はスパイとして迫害をうけるのだった。
絶望の中で源蔵は、再びシベリアへ渡るが、ほどなくしてアルセーニーが伝染病の流行で亡くなってしまう。源蔵は、思いを寄せる女性アンナが避難している遠くの村の人々に血清を届けようと決意し、ブランと共に10日間に及ぶ厳しい大氷原行へと出発する。そして吹雪の中、寒さと疲労で源蔵が死を覚悟しなければならなくなった時、オオカミたちの遠吠えにブランが応え、群れへと走り去ってしまう。
ブランは戻って来るのか?そして源蔵は無事に血清を届けることが出来るのだろうか?

オーロラの下で
(C)東映・テレビ朝日・こぶしプロダクション
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