1989(平成元年)/1/14公開 111分 カラー ビスタ 映倫番号:112635
配給:東映 製作:東映
生と死の戦いではない、死と死を賭けた戦いだ!殺られる前に殺れ!一人十殺の必殺剣で激突する男対男。戦う男たちは軍団となって壮烈な白兵戦を展開する。人を斬ればかくあるべし、チャンバラ映画の面白さをこの一作にぶちこんだ渾身の時代劇。 降旗康男監督とアクション監督千葉真一が“命がけだからおもしれえ”とばかりに演出した奇想天外な娯楽超大作!!
将軍の子・竹千代を幕府の刺客団が襲ったが、竹千代の身辺には、思わぬ凄腕の浪人たちが護衛役として付いており事なきを得た。竹千代を預かる佐倉藩藩主・堀田正盛が、今日あることを予想して雇った、石河刑部を長とする戦闘無頼の七人の男たちである。
事の発端は、最近持ち上がった次期将軍継承問題にある。本来なら将軍家光の長男である竹千代がその当事者であるが、家光から極度に嫌われていたのだ。老中・阿部対馬守が正守の元へ乗り込んできた。竹千代の元服式を行うので至急江戸城に出仕せよというのだ。これは将軍命を装った幕府の陰謀であることは明らかであった。対馬守の側には幕閣随一の使い手と噂の伊庭庄左衛門が控えており、正盛側に座す刑部との間に凄まじいまでの殺気が走る。江戸行き反対の声もあったが、将軍命に逆らえない正盛は決心した。期日まではあと5日...。