1992(平成4年)/7/11公開 46分 カラー ビスタ 映倫番号:25801
配給:東映 製作:東映 / 集英社 / 東映アニメーション
最強の人造人間が悟空たちを襲った!コンピュータで動きを読まれ、苦戦を強いられる悟空。悟空、ベジータ、トランクス、 宇宙最強の超サイヤ人三人が集結!!人造人間をたたきつぶせ!
1992年夏「東映アニメフェア」公開作品
人造人間20号と姿を変えてまで、打倒悟空を目指していたドクター・ゲロは自ら造り出した人造人間によって無残に殺された。
だが、彼が執念でコンピューターにインプットしていたデータはそっくりそのまま生き続けて、最強の人造人間、15号、14号、13号を造り出した。
その頃、悟空たちは、家族づれで賑わう日曜日の銀座通りのデパートで食事を楽しんでいた。
コンピューターEYEで悟空の居所をつかんだ人造人間15号、14号は打倒悟空とデパートへ乗り込んできた。ビルや街路樹をなぎ倒して。エネルギー弾をぶち込みながら。みるみるうちにデパートはがれきと化して人々は逃げまどい一大パニックとなった。
対峙する悟空、トランクスと15号、14号。これ以上、被害が大きくなることを恐れた悟空は悟飯、クリリンたちに後を頼んで氷河地帯に戦いの場を移した。悟空、トランクスの気が燃え上がり、氷雲はとけ、エネルギー弾で氷山は爆発し、めちゃくちゃな戦いが繰り広げられる。コンピューターで動きを読まれている悟空とトランクスはどうしても劣勢になってしまう。悟空が13号の地球半分を吹き飛ばすパワーをもつスペシャル人工エネルギー弾(S・Sデッドリィボンバー)に倒れるかというとき、ベジータが颯爽と助っ人に現れた。
悟空、トランクス、ベジータの三大超サイヤ人が勢ぞろい、再び人造人間との死闘が繰り返された。さらにピッコロも加わり戦いは激化したが、人造人間のコンピューターにはかなわなかった。
ついに氷の大地に悟空と人造人間13号が残された。いまや13号は、14号、15号と合体、超人造人間となっていた。黄金のオーラを発する超サイヤ陣の悟空対3メートルを超える巨大な超人造人間13号の戦いは、これ以上はないという世紀の対決となった。白銀の大地にパンチ、キック、エネルギー弾の応酬、互角な力の戦いだったが、一瞬のすきに、悟空は変身13号の超エネルギー弾に倒れ、クレバスの奥深く沈んでしまった。必殺技の元気玉も、邪悪な心を持つ超サイヤ人では使うことが出来ない。
傷ついたベジータ、トランクス、ピッコロでは、13号の相手になるはずもない。しかし…。
「ドラゴンボール」シリーズ(20)