1993(平成5年)/3/6公開 72分 カラー ビスタ 映倫番号:113945
配給:東映 製作:東映 / 集英社 / 東映アニメーション
伝説のスーパー・サイヤ人の正体は? やつのねらいは何なのか?
悟空、悟飯、ベジータ、トランクスは新惑星ベジータを守るため、うちのめされても、うちのめされてもサイヤ人ブロッコリーに立ち向かっていく。
1993年春「東映アニメフェア」公開作品
季節は春。満開の桜の樹の下で、悟飯が仲間の亀仙人やクリリン、トランクス、ウーロン、ベジータたちとお花見を楽しんでいる頃、べジータのもとにサイヤ人が突然やってきた。彼の名はパラガス。かつてベジータの父親の部下だったパラガスは新惑星ベジータを再興し、その王にベジータを迎えるために現れたのだが、新惑星は伝説の超サイヤ人によって危機にさらされていた。新惑星の王座には関心を示さなかったベジータも“伝説の超サイヤ人”に対しては好奇心を抱きパラガスに追随。あわてて後を追うトランクスたちを乗せた宇宙船は新惑星ベジータに向った。
その頃、界王の依頼で宇宙空間で暴れ狂う伝説の超サイヤ人を倒すべく“気”を頼りに宇宙を捜索していた悟空は、新惑星ベジータに行き着き、悟飯やトランクスたちに再会する。情報を交換し、パラガスに不信感を抱く悟空たち。再興したはずのこの星は、実は“見かけだおし”にすぎず荒廃したままの星であり、重大な秘密を隠しているように思われたからだ。
パラガスとその息子のブロリーには重く暗い過去と怨みがあった。ブロリーが誕生した時、その戦闘力に恐れを抱いたベジータ王がパラガス親子抹殺抹を命じたのだった。それ以来、怨みを抱き復讐の機会をうかがっていたパラガスは、ベジータ王の息子であるベジータの命を狙っていたのだ。そして、ブロリーこそ伝説の超サイヤ人だったのだ。パラガスは全宇宙を破壊しつくす程の戦闘力を持つ息子・ブロリーをコントローラーによってかろうじて操作していたが、悟空が現れてからはコントロルがきかなくなってしまった。ブロリーを刺激していたのは他ならぬ悟空の“気”だったのだ。伝説の超サイヤ人として正体を現したブロリー。もはや荒れ狂うブロリーを抑えられる者はいない。身動きもできず呆然とするベジータ。うちのめされても、うちのめされても伝説の超サイヤ人・ブロリーに立ち向かう悟空、悟飯、トランクス…。果たして悟空たちは伝説の超サイヤ人に打ち勝つことができるのか?
「ドラゴンボール」シリーズ(20)