1994(平成6年)/7/9公開 47分 カラー ビスタ 映倫番号:26036
配給:東映 製作:東映 / 集英社 / 東映アニメーション
バイオテクノロジーで甦った謎の戦士!最強の敵が現れ、またまた大ピンチ!!悟天、トランクス、フルパワーで立ち向かえ!!悟空がいない今、悟天らは地球を守ることができるか!?
1994年夏「東映アニメフェア」公開作品
地球の危機を救った英雄として人々から尊敬されているミスター・サタン。そのサタンの幼馴染のジャガー・バッダ男爵が、サタンに挑戦状を突きつけてきた。
ちょうど天下一武道大会の決勝で、サタンと取引をした18号が約束のお金を払ってもらおうと詰め寄っていた所で、挑戦を受けたサタンに逃げられないように、18号も一緒にジャガーの所へついていくことにした。様子を見ていた悟天とトランクスも、もちろんついていくのだった。
ジャガーの家では、何人もの科学者がバイオ戦士を造っていた。ジャガーは、幼い頃サタンに敗れた屈辱を晴らそうと、金に物を言わせて優秀な科学者を抱え、強い戦士を造りだす研究をさせていたのだ。
母親ブルマの影響で、バイオテクノロジーの知識があるトランクスは、悟天に説明しながらカプセルの中のバイオ戦士を観察していたが、二人は科学者の中に、あのナタデ村の祈祷師を見つけビックリ!さらに驚くことに、バイオ戦士の中にあのブロリーの姿が!!ショックを受けた悟天とトランクスは、かめはめ波で完全にやっつけたはずのブロリーがなぜいるのか祈祷師に詰め寄った。あの一件以来、すっかり信用を無くした祈祷師は、ひと儲けしようとして、ブロリーが乗っていた宇宙船を氷河の中から見つけ出し、中に残されていた凍った血液を採って、戦士コレクターのジャガーに売りつけたというのだ。血液からDNAを採出した科学者によって、バイオ戦士・ブロリーが蘇ろうとしていたのだ!
ブロリーが蘇っては大変な事になると、悟天とトランクスは、ブロリーが目覚める前にカプセルごと破壊する事にした。ところが、カプセルの中の培養液は、空気に触れると増殖し、周りの全てのものを食べつくしてしまう危険なものだった。そして、ついにブロリーが動き出した…。
18号もブロリーの前では全く歯が立たず、超サイヤ人に変身した悟天とトランクスが、ブロリーに連携プレイで攻撃をかけ、何とか互角の闘いを繰り広げていた。しかし、この闘いでカプセルが壊され、中の培養液が溢れ出し、ナタデ村の祈祷師や科学者達が次々と飲み込まれ、溶けて消えてしまった!培養液はどんどん膨れ上がっていく。
だが、そこに目を付けたトランクスは、ブロリーをおびき寄せ、培養液に飲み込ませることに成功!ようやく跡形もなくブロリーが消滅した。ところが…。
「ドラゴンボール」シリーズ(20)