2006(平成18年)/9/30公開 99分 カラー ビスタ 映倫番号:117589
配給:東映 製作:「スケバン刑事=コードネーム麻宮サキ」製作委員会
セーラー服に身を包んだ少女が赤いヨーヨー片手に敢然と悪に挑む・・・。延べ2000万部もの発行部数を誇る和田慎治原作のコミック「スケバン刑事」。初代スケバン刑事を斉藤由貴、二代目を南野陽子、三代目を浅香唯が演じ、TVドラマ、映画とも大ヒットを飛ばしたアイドル作品の代名詞ともいえる本作が劇場版で18年ぶりに復活。四代目スケバン刑事・麻宮サキには、アイドルNo.1の松浦亜弥が襲名。デビューから丸5年の大きな節目を迎える彼女が映画では初主演。いじめ、爆弾テロ、ネット犯罪が複雑に絡み合った事件に果敢に挑む!
悪い噂の絶えない聖泉学園に潜入させた特命刑事が渋谷の雑踏で爆死した。学園内で広まる【エノラゲイ】にアクセスした生徒達を追跡中の出来事だった。【エノラゲイ】は、自殺の方法から爆弾作り、イジメの実態、個人への誹謗中傷まで、あらゆる情報が交換され若者の間でひそかに流行っているアングラサイト。サイト上では不気味に時を刻むカウンターが・・・。同じ頃、母と二人で暮らしていたニューヨークから日本へ強制送還された少女・Kが警視庁の特務機関に連行された。Kは、母の減刑と引き換えに”スケバン刑事・麻宮サキ”となることを強要される。一度は、突っぱねるKだったが母のために”スケバン刑事”となって動くことを決め、早速、聖泉学園に潜入。【エノラゲイ】関連事件の捜査をすることになった。仲間と群れることを好まないサキだったが、取り巻を引きつれイジメに興じる秋山レイカから助けたことを切っ掛けに、クラスメイトの今野多恵と携帯メールアドレスを交換した。サキに心を開いていった多恵は、自分と同じようにレイカ達にイジメに遭っていた神田琴美という生徒がいたこと、そして一年前、琴美が自殺未遂を起こしたことを打ち明け始めた・・・。
「スケバン刑事」シリーズ(3)