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三本木農業高校、馬術部　～盲目の馬と少女の実話～

2008（平成20年）/10/4公開　118分　カラー　ビスタ　映倫番号：118134　
配給：東映　製作：「三本木農業高校、馬術部」製作委員会

かつて“馬術界の女王”として君臨した盲目の馬・タカラコスモスと、彼女の世話を任された高校馬術部員が永い月日をかけて信頼関係を築き、最後の馬術大会で、あるひとつの奇跡を起こす。
青森県十和田市に実在する高校を舞台に、盲目のサラブレッドと馬術部員との交流を描く、実話を基にした青春群像劇。

ストーリー

菊池香苗は三本木農業高校の馬術部に所属する高校二年生。ほとんど目の見えない、いわくつきのタカラコスモス（コスモ）の担当だ。人間の言うことをまったくきかないコスモの世話は大変で、香苗は内心うんざりしていた。
ある日の散歩中、急にコスモが暴れ始めた。以前より視力が低下してきたコスモには地面の起伏が見えず、小さな落差でも驚いてしまうようだ。そのとき初めてコスモの気持ちを理解した香苗。それから香苗は変わった。そんな香苗にいつしかコスモもなついていった。
愛馬の死、コスモの出産、淡い恋…コスモと共に過ごした高校生活も残りわずか。ついに最後の馬術大会がやってきた。香苗はコスモと出場しようとするのだが…。