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仮面舞踏會 

1949(昭和24年)/8/29公開 86分 モノクロ スタンダード 映倫番号:A383 
配給:大映 製作:東横映画

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ストーリー

銀座浦のホールで、ダンサーたちは今宵も多彩な人間模様を綴っていた。きみ子は夜八時に訪れる石川の相手をし、花江はヤミ会社の社長宮川を思い、加寿子は二十歳も若い神田との思い出に生きていた。道代はバンドマン大沢と同棲しているが藤岡画伯とも付き合い、さぎりは没落貴族の七条の情婦となっていた。還らぬ恋人佐藤を待ち続ける歌手のはるよは今宵も寂しく歌う。きみ子や花江たちは貴族竹園淑子の邸宅に住んでいた。きみ子には長い間病床にいる夫がいて、花江は女手一つで三人の子供たちを育てていた。ある日、花江は子供たちとのピクニックと宮川との熱海旅行の日程が重なってしまったことで、子供と共に宮川のもとに詫びを入れに行くと、彼は逆に自分の出来心を反省して花江たちを励ました。一方淑子は没落していく一家の支えとなるべく、ダンサーになる決意をし、最初の夜にかつて婚約していた七条と再会する。道代と大沢は遂に自分達の関係をはっきりさせようと決意し、淑子と再開した七条はさぎりを捨て淑子と踊る。その七条も密輸容疑で外には警官隊が待ち構えていた。石川は妻にそっくりだったきみ子に別れを告げ、歌うはるよの前に、あの佐藤が姿を現す…。

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